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騎手 (ジョッキー)

競馬社会から見た馬


騎手になるには?

 騎手になるためには、地方競馬全国協会(NAR)が行う免許試験に合格しなければなりませんが、地方競馬教養センターで実施している騎手課程を卒業した人に受験資格が与えられます。

  地方競馬教養センターでは、競馬界が、求める高度な騎乗技術と知識を有する騎手を養成するため、騎手候補年生を年2回(入所は4、10月)選抜し、2年間の騎乗課程を実施します。以下の要領で募集しておりますが、乗馬経験の有無は問いません。

 受験資格
  乗馬経験の有無に関わらず、15歳〜20歳の志望者、中学校を卒業した者又は卒業見込みの者であること。
身体 身 長 15歳及び16歳 163.0 cm以下
17歳以上20歳以下 165.0 cm以下
体 重 15歳及び16歳 43.0 kg以下
17歳以上20歳以下 44.0 kg以下
視 力  両眼とも裸眼(メガネ、コンタクトレンズ等を用いない)で
 0.6以上
であること。
色別力  全色盲又は全色弱でないこと。
聴 力  両方の耳とも強度の難聴でないこと。


 以下のいずれにも該当しないこと。

  ア 成年被後見人及び被保佐人又は破産者で復権を得ない者
  イ 禁錮以上の刑に処せられた者
  ウ 競馬法、日本中央競馬会法、自転車競技法、小型自動車競走法
    又はモーターボート競走法の規定に違反して罰金の刑に処せられた者

 受験手続
  受験希望者は次の@〜Hまでの書類を、受付期間内に、地方競馬教養センターに直接送るか駐在員を経由して同センターに提出すること。
@ 受験申請書
A 履歴書
B 住民票記載事項証明書
【世帯全員のもの。提出日前3か月以内に作成されたものに限る】
C 念書
D 親権者又は後見人の同意書
E 最終学校の学業成績証明書
【封印したものに限る。但し、過去に受験したことのある者で、最終学校卒業後に作成された学業成績証明書を提出した者については、提出は必要ない。】
F 健康診断書
【提出日前3か月以内に作成されたものに限る。できるかぎり公立の病院、大学の付属病院又は総合病院で受信すること。】
G 写真3枚
【提出日前3か月以内に写したもので、上半身無帽、サイズはライカ版(縦36mm×横24mm)とする。】
H 官製はがき
【宛先欄に受験者本人の住所氏名を明記したもの】
備考 1.Bの書類については、申請者が外国人の場合には、これに代えて外国人
  登録済証明書を提出することなるので、当協会に問い合わせること。
2.@〜Fまでの書類は、当協会の所定の用紙を使用すること。
  【書類は地方競馬教養センターか、最寄りの競馬場の駐在員に申し出て受
   け取ること。なお、郵送を希望する場合は、160円分の切手を同封して地
   方競馬教養センターに請求すること。】
3.申請時に厩務員認定を受けている者は、B〜Cの書類の提出は必要ない。
 試験科目及び試験場
@ 第1次試験(全国の概ね5試験場)
1.身体
  【慎重及び体重の測定並びに視力、色別力及び聴力の検査】
2.学力
  【国語、数学、社会、の3科目についての筆記試験(中学校卒業程度】
A 第2次試験(第1次試験合格者が地方競馬教養センターにおいて1泊2日の
       日程で行う)
1.身体
  【慎重及び体重の測定並びに視力、色別力及び聴力の検査】
2.運動機能検査
  【以下の12種目による運動能力の検査】
  【平衡性】 閉目片足立ち
  【敏捷性】 サイドステップ、シャトルラン、ジャンプ・ステップテスト
  【瞬発力】 垂直跳び
  【筋持久力】 上体起こし、懸垂
  【心肺持久力】 持久走(1500m)
  【筋 力】 握力、背筋力
  【柔軟性】 上体そらし、立位体前屈
3.面接
  【口頭試問等による騎手及び騎手候補生としての適正試験】
受験
時の
注意
 第1次・2次試験いずれも所定の試験場に定刻の30分前に集合すること。
【第1次試験】
筆記用具を持参すること。
【第2次試験】
運動靴及び運動できる服(上下)並びに洗面用具等宿泊に必要なものを持参すること。受験時の食事2回(1日目夕食及び2日目朝食)は地方競馬教養センターで準備します。
 その他
 募集案内の内容等を変更する場合もあるので、詳しくは地方競馬全国協会ホームページに掲載する募集公示を参照のこと。
 養成期間及び内容等
@ 期間及び内容
入所してから2年間
1.技術訓練
  【第1学期】基本馬術(8か月)
  【第2学期】基本競走訓練(6か月)
  【第3学期】競馬場での実習(6か月)
  【第4学期】総合訓練(4か月)
2.学科
  講話、競馬関係法規、馬術、調教、馬学、管理、衛生、栄養学、
  一般教養(国語、数学、社会)、英会話、体育、剣道等

 上記の技術訓練と学科以外に、クラブ活動や課外授業(競馬場、競輪学校見学等)、レクリエーション(バス旅行、キャンプ、演芸会等)等も行う。
A 候補生の待遇
1.協会は、訓練に必要な装具(乗馬ズボン、乗馬靴、保護具等)、教材、征服、
  防寒具等の経費を負担する。但し、騎手候補生にあっては、在所中の食事
  にかかる材料費の2分の1相当額及び被服類等の一部は本人の負担とし、
  その経費は合計437,000円を上回らない額とする。
  その他、通信費、日用雑貨購入費、嗜好品代日常生活における経費の個人
  負担がある。
2.協会は、在所中の食事にかかる材料費の負担が困難であるときは会長が認
  めたものについては、その徴収を免除することがある。
3.候補生が訓練に起因する事故等により傷病にかかったとき又は死亡したとき
  は、「地方競馬全国協会講習生災害補償給付規定」により災害補償給付を
  行う。
B 就業地の決定
 入所の際に、就業しようとする地方競馬場が決定していない者は、本人の希望を考慮し、協会の指導方針に従って競馬場実習の開始までに就業予定競馬場を決定する。
C 騎手免許試験の受験
第4学期に地方競馬教養センターにおいて受験することができる。

 



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愛知県乗馬クラブ

A.R.C空港乗馬倶楽部内

〒480-0201 愛知県西春日井郡豊山町青山金剛230

TEL:0568-28-0954

FAX:0568-39-1181



【東海地区乗馬倶楽部振興会】 http://tokai.hariko.com/



乗馬用語集

鐙(あぶみ) 乗り手が鞍(くら)に座ったときに、脚をかけるところ。
駈歩(かけあし) 速さは1分間に約330m
馬に乗っていると、1・2・3・1・2・3と3拍子の揺れを感じる。
3のときに人馬ともに宙に浮いた状態になる。
別名:キャンター(canter)
騎座(きざ) 鞍(くら)に座った姿勢の意味で、鞍と密着する腰、尻、大腿部(だいたいぶ)をさす。
脚(きゃく) 大腿(大腿)から膝(ひざ)、ふくらはぎ、踵(かかと)までをさし、
膝から下で馬の腹を圧迫させる脚の扶助(ふじょ)のこと。
隅角(ぐうかく) 馬場の四隅の角のこと。
鞍(くら) 馬の背に置いて、人が乗るための道具。鐙(あぶみ)や腹帯(はらおび)とセットで使用する
鞍数(くらすう) 馬に乗った回数のこと。
軽速歩(けいはやあし) 速歩のときに、乗り手が馬の2拍子のリズムにあわせて
立つ(鞍(くら)から腰を浮かせる)、座るの動作を行う乗り方。
襲歩(しゅうほ) 駈歩で全力疾走した状態。競馬でレース中に見せる走り方。
駈歩では、3本の足が地面についた状態があるのに対して、
襲歩では、多くて2本の足しか地面につかない。
別名:ギャロップ(gallop)
ゼッケン 馬体と鞍(くら)の間に置くクッション。
舌鼓(ぜっこ) 舌を「チッ、チッ、チッ」とならして、馬に注意を促す扶助のひとつ
手綱(たづな) 騎手が馬の運動を操作するために持つ綱。
蹄跡(ていせき) 馬場の柵から約1m内側の直線
蹄跡行進(ていせきこうしん) 馬場の4辺の柵に沿って、約1m内側のところを直進すること。
頭絡(とうらく) 銜(はみ)、手綱のついた複数の皮で構成された馬をコントロールする道具。
斜めに手前(てまえ)を変え 馬場の短辺の柵に沿って直進し、隅角を曲がったところから
斜対隅角のほうへ斜めに直進し、
蹄跡に戻って馬場を逆まわりに直進する運動。
常歩(なみあし) 速さは1分間に約110m。馬が普通に歩いているときの歩き方。
別名:ウォーク(walk)
拍車(はくしゃ) ブーツの踵(かかと)につける金具で、踵の先に突起がついている。
突起部分を馬のお腹に当てて、馬を動かす。
銜(はみ) 馬の口に加えさせて、騎手の手綱操作による合図を馬につたえるためのもの。
速歩(はやあし) 速さは1分間に約220m。馬に乗っていると、1・2・1・2と2拍子の揺れを感じる。
別名:トロット(trot)
腹帯(はらおび) 鞍(くら)を馬体に固定させるための帯(おび)
半巻乗り(はんまきのり) 柵沿いの直進から途中で輪をかき、輪の半分ほどで反対方向へ直進し
蹄跡(ていせき)に戻る運動。
扶助(ふじょ) 騎手の意思を馬に伝える合図。主な扶助として、拳、騎座(きざ)、脚(きゃく)
副扶助として、
拍車、鞭、舌鼓(ぜっこ)がある。
歩様(ほよう) 馬の歩き方。常歩、速歩、駈歩などに分類される。
巻乗り(まきのり) 柵沿いの直進の途中で直径10m程の輪をかいて直進に戻る運動。
無口頭絡(むくちとうらく) 馬を馬房から出すときに使用する道具。





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馬術競技とは
 馬術競技は他のスポーツと異なり
生き物である馬と選手が一体となって競技を行うスポーツです。
馬は鋭敏な感覚と自分の意志を持っており、いかに優れた技術を持った
選手でも馬の力を借りなければ良い成績を収めることはできません。

また、優れた能力を持った馬も、選手が馬の能力を引き出さなければ
良い演技を行うことはできないのです。

選手が馬の能力を最大限に引き出し
馬も選手の要求に精一杯応えようとする関係が結ばれたときに
「人馬一体」の妙技が繰り広げられることになります。

一般には、運動するためのエネルギーが馬の役割で
そのためのリズムとバランスを与えるのが騎手の役割だといわれています。

このため、選手は馬を愛し、馬を理解し
自分の馬がいつでも自分の指示に喜んで従い
どんな難しい運動でもできるように
また、どんな難しい障害でも勇気を持って
確実に飛び越せるように教え込んでおかなければなりません。

このように馬の能力を引き出し、高めるための訓練を「調教」といいます。
馬を十分に調教して人馬が信頼感で結ばれ、馬の弱点を選手が補い
選手のミスを馬が助けるようになって初めて、馬術競技において勝利が得られるのです。

 馬術競技は、次の3つに大別されます。
  (1)馬場馬術競技
  (2)障害飛越競技
  (3)総合馬術競技

 馬場馬術競技は定められた種々の動き方をしてその優美さを競い
障害飛越競技は高さや幅、
色彩や形状の異なる障害物をミス無く飛越していく競技です。
そして総合馬術競技は、その両者を兼ね備えた総合的な調教度合いを競うものです。

馬術競技

 昔から『馬術は人馬一体の競技である』と云われます。

 馬は、鋭敏な感覚と自分の意志を持っており、たとえ騎手が障害を飛越しようと思っても、馬に飛ぶ意志がなければ決して飛べるものではありません。

 運動を行う際に、エネルギーを発揮するのは馬の役割であり、リズムとバランスを調節するのが騎手の役割で、互いが役割を果たしあい信頼感で結ばれた時に素晴らしい演技が生まれます。

 そのために騎手は馬を愛し、馬を理解したうえで、騎乗する馬がいつでも自分の指示に喜んで従うように教え込んでおかなければなりません。

 このように馬を仕込むことを調教といいます。

 馬を十分に調教して人馬が信頼感で結ばれてこそ、初めて馬術競技における勝利が得られるのです。

 近代馬術競技は、馬場馬術競技
障害飛越競技総合馬術競技
の三つに大別されます。

馬場馬術競技

 長方形(20m×60m)の馬場内において、三種の歩き方である常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)で躍動感に満ちた様々な運動を演じるものです。
前進・停止・後退をしたり、あるいは直進・斜め・円形・波形に馬を進めたりして、馬の調教レベル、騎手の技量を競います。
競技場及び採点の尺度は次のようになっています。

【採点の尺度】
EXCELLENT
VERY GOOD
GOOD
FAIRLY GOOD
SATISFACTORY
SUFFICIENT
INSUFFICIENT
FAIRLY BAD
BAD
VERY BAD
NOT PERFORMED
10 優秀
 9 極めて良好
 8 良好
 7 かなり良い
 6 満足すべき演技
 5 先ず可と見る
 4 不十分
 3 やや不良
 2 不良
 1 極めて不良
 0 不実施

 規定課目では運動課目と順序が決められており、これに応じて演技を行います。
 力強く躍動感あふれる運動で規定どおりの図形を正しく流れるように描き、しかも優美さが感じられるように行われているかどうかが採点されます。

 自由競技は、演技方法の構成や音楽の選曲を各自で考えて規定時間内で演技するものです。
 採点は@技術点(必修課目を必ず行う。)とA芸術性評価点(芸術的印象、音楽的印象、演出構成など)の合計となります。

障害飛越競技
 馬場内に設置された障害物を飛び越していく競技です。

 障害物は、各競技会ごとに趣向を凝らして作られ配置されますから、どんな色やかたちにも驚かず飛び越えるように馬を調教することが大事です。

 障害物のバーの落下や障害前での拒止など、過失があると減点になります。走行中に拒止が2回あると失権となり、コース走行を途中で止めなければなりません。
 主な競技は次のようなものがあります。

1)標準障害飛越競技
 障害飛越の代表的な競技で、競技場内に10個程度の障害物が設置され、スタートからゴールまでの定められたコースを走行します。
 コースの全長に応じて規定時問が決められており、規定時間内に無過失でゴールすることを目指します。
 減点法で採点しますので、減点0が最高点となります。
 1位が複数いる場合は、ジャンプオフ(決勝競技)を実施します。

2)スピードアンドハンディネス競技
 この競技は、馬の速さ(スピード)及び&従順さ・御しやすさ(ハンディネス)を走行タイムで競うものです。
 コースは、より変化のある障害物が用いられ、急な回転なども加わります。
 過失は秒数に換算され(例えば障害の落下は1回につき5秒)、競技者がコースを完走するのに要した時間に加えられます。
 最短の時間で走行したものが勝者となります。

3)トップスコア競技
 この競技は、難度に応じた点数が付けられた障害物を、規定時間内に選手自身が選んだコースで飛越する点取り競技です。
 各障害はどちらの方向からでも飛越でき、同じ障害を2回まで飛越できます。
 無過失で飛越した時のみ得点が加算され、最高得点を得たものが勝者となります。
 障害物の中に1つあるジョーカー障害は、完飛すると高得点が与えられますが、万が一落下すると同じ点数分だけ減点となり、得点に人きく影響します。
 ジョーカーへの挑戦は、馬の調子と騎手の決断によるもので、この競技の見どころといえます。

4)ダービー競技
 この競技は特殊障害飛越競技で、通常の約1.5倍の長さの区間に自然の素材からなる障害が50%以上の割合で構成されたコースで行われ、いかなる障害物にも動じない従順さ及び飛越能力を競うものです。
 標準障害飛越競技と同じく減点法で行い、一位が複数の場合はジャンプオフ(決勝競技)を行います。

5)六段障害飛越競技
 この競技は、一直線上に約11mの間隔で配置された、6つの障害を連続して飛越するものです。
 第1回戦は、最終の第6障害の高さが150cmになるように設置されています。
 これを無過失で飛越したものが複数あった場合は、障害を段階的に高くして勝者を決します。
 飛越の迫力があり見応えのある競技です。

6)二段階障害飛越競技
 この競技は、2つの段階からなり、第1段階を無過失で走行したものだけが第2段階のコースに向かうことができます。
 第1段階で過失があると第2段階に入る前にブザーが鳴らされ、走行を中止しなければなりません。
第1段階は規定時問内での無過失走行を目指し、第2段階はやや複雑になる障害物に対して、無過失と走行タイムの短縮を目指します。

総合馬術競技
 総合馬術競技は、第1日目の馬場馬術競技(調教審査)・第2日目の耐久競技(野外騎乗)・第3日目の障害飛越競技(余力審査)の3種の競技が3日間にわたって行われることから「3日競技(Three Days Events)」といわれています。

 そのうちでも特に、2日目に行われる野外騎乗がこの競技のヤマ場です。総合馬術競技は、次の3日間の成績の合計によって順位が決められます。

1.馬場馬術競技

この競技は、馬場馬術競技場で行われ、馬の能力と馬体の調和した発達を見ることが主眼です。

2.耐久競技(野外騎乗)

この競技は、起伏や水たまりなどのある野外騎乗コースで行われ、できるだけ自然の姿に近いように作られた固定障害物を分速520m程度(時速では約30km)で走り抜けていきます。競技前にこのコースを馬で走ることは許されないので、馬は未知の世界を進むことになり、人馬とも経験と強靭で安定した精神力を要します。走行距離も長いために疲労も大きいものとなります。

3.障害飛越競技(余力審査)

この競技は障害飛越競技場で行われ、初日の馬場馬術競技・2日目の耐久競技をこなした後に、人馬にどの程度の余力があるか審査します。



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